IMG_5790昨日のこと。
久しぶりに大好きな戸隠へ行きました。

長野市街地は初夏の日差し。まだまだ朝夕は肌寒いですが、晴れると暑さを感じる時間もある今日この頃です。
そんなわずかな暑さから逃げるように戸隠高原へ車を走らせました。
善光寺の横を通り、七曲を通ってまずは飯綱高原へ。
空気が冷たくなっていき、木々の濃い緑がまだ淡い柔らかい緑に変わっていきます。標高が上がるごとに季節が逆戻りしていくようです。

IMG_5769まずはランチです。やっぱりお蕎麦。
戸隠のお蕎麦屋さんで真っ先に名前が挙がるのがここ「うずら家」さんです。
長野に移住するよりずっと前、スキーや登山で戸隠に来るようになったばかりの頃は、「うずらや」を「づぼらや」と覚え間違いしていました。
・・・それ、大阪名物のフグ料理さんですから。
今も急いで店名を言おうとすると「う」ではなく「づ」と最初の一文字が出そうになります。隠そうとしても(別にしていないけど)こういうところで “ 関西人 ” だとバレます(笑)。

IMG_5777これこれ、このお蕎麦です!
なんて美味しいのでしょう。そばつゆの味加減も最高です。
戸隠竹細工のざるに “ ぼっち盛り ” で出されます。
戸隠の根曲がり竹で編んだざるもステキだし、この盛り方も見た目が良く食べやすい。
私も家でおそうめんなど盛り付ける時に真似しています。





IMG_5775うずら家さんはお蕎麦はもちろんのこと、天ぷらやほかのお料理がとても美味しいです。
季節の山菜やお野菜のプレートを頼んでみました。
一番左がフキの煮物、その右が山菜のアイコのおひたしです。








IMG_5772こうなるとささ~っとお蕎麦を食べるだけではもったいない。お蕎麦の前に美味しいお料理でちょっと呑みたくなります。

車だし好きなくせに弱い私はそれを友人に譲ります。
友人はどぶろくをチョイス。

・・・いいなぁ。





IMG_5789お蕎麦の後に鏡池へ。
ここは戸隠で特にお気に入りの場所です。
よくシートを広げてここで本読んだりお昼寝したり、コーヒー淹れたりして過ごします。

山や新緑の木々が水面に映っています。
きれいだなぁ・・・
時を忘れて見入ってしまいます。

冬、この鏡池が凍って雪が積もったころに、私たちはテレマークスキーで池の上を歩きます。
池の真ん中に立ち枯れた木があるのですが、あそこにタッチして帰ってきます。

IMG_5785戸隠高原の木々はまだ芽吹いたばかり。初々しい緑です。中には朱色や黄色のように見える木もあります。
これが「春もみじ」。
対岸なのでズームしても何の木だかわかりませんが、芽吹きすぐのまだ葉っぱが緑色になる前に、紅葉のようなこんな色になる一瞬があります。
このことを春もみじと言います。

この春もみじはしばらくすると緑色に変わっていきます。芽吹きの季節の一瞬に出会えました。

IMG_5795鏡池でもっとゆっくりして森の中も歩こうと思っていたのに、ぽつりぽつりと雨が降ってきました。
残念だけど車に戻り、お茶でもするかなと鏡池を後にします。

車で移動中にシラネアオイが咲いているのを見つけました!
手入れされた宿坊の花壇。山野草を育てているのだと思われます。




IMG_5797ずいぶんと前に6月の月山に行った時の事。
スキーもしましたが、稜線の登山道はすっかり雪がなく、山歩きもしました。
その時にこのシラネアオイがたくさん咲いているのに出会いました。

まだ雪たっぷりの月山の白い斜面と足元のシラネアオイ。それはきれいでした。

戸隠のこのシラネアオイも雨に濡れてきれいです。



IMG_5801歩けなくなってしまったので、お茶をすることに。
いつも行く「ランプ」というお店です。
戸隠の竹細工のドリッパーでコーヒーを淹れてくれます。
大小のランプでいっぱいの店内が良い雰囲気。大好きなお店です。







IMG_5799これが戸隠竹細工のコーヒードリッパー。
台も戸隠の木と根曲がり竹で作られたものです。
・・・これ、欲しい。
お店で売っていますけどね。なかなか手が出ません。

外はバケツをひっくり返したような雨に。
ゆっくりとサービスのお代わりコーヒーもいただくことになりました。
森を歩きたかったけどそれはまた次回ですね。季節を逆戻りさせて、まだ初々しい緑と冷たい空気の中に身を置けただけで満足です。