鳥海山だけで3回目の「行ったつもりツアー」。
鳥海山には行きたいルートがたくさんあるので、まだまだお付き合いくださいね。
今回は鳥海山の日本海側に面した象潟口(鉾立)登山口やブルーライン、吹浦口(大平)登山口からのツアーです。
定宿から近いので、スタートが遅くなるツアー初日や早目にツアーを終えたい最終日にはこちら側でツアーをします。
鉾立登山口にある稲倉山荘。ここのスタッフさんがもう何年も通っている私たちにとてもよくしてくださいます。山の情報をいただいたり、手作りおはぎをいただいたり、ブルーラインに滑り降りてくるとお迎えに来てくれたりもしました。
鉾立登山口からの入山は、はじめはスキーを付けて歩きます。ちょっとしんどいけど、御浜神社方面や文殊岳方面に行くならここを歩いた方が早いです
雪上に出てスキーを履いてやれやれ。
鉾立からは①御浜神社に行って周辺斜面を滑って帰ってくる、②御浜神社からさらに文殊岳まで行く、③御浜神社ではなく笙ケ岳に行ってブルーラインまに滑り降りる、④それらの組み合わせ・・・など選択肢がたくさんあります。
これは御浜神社へ向かっているところ。夏の登山道で言うと、もうすぐ賽の河原です。
御浜神社まで登ってきました。正確には “ 鳥の海御浜神社 ” です。
右上に神社の建物が見えています。この裏が鳥海湖です。そしてこの登っている所から左下にとてつもなく大きな斜面が広がっています。
通称 “ 御浜ゲレンデ ” です。
これが “ 御浜ゲレンデ ” 。
ひっろ~い! テレマーカー好みのゆるゆる傾斜♡
登り返すためのシールだけ持って、自由に滑って遊びます。
気持ちい~♪
もう後の事考えないでどこまでも滑って行きたいです。
・・・でも、この大斜面はこの先で大絶壁となって奈曽川に落ち込んでいるのでそうもいきません。
御浜ゲレンデを滑ったら今度は反対側、鳥海湖に滑り込みます。
夏は見事なお花畑になる鳥海湖周囲の斜面。その斜面を火口湖の底まで滑り降ります!
もちろん夏には行くことができない場所です。
これから鳥海湖を滑る人たち。
後ろに見えているのは新山や七高山、行者岳、伏拝岳、文殊岳の最高峰群です。
緩急を何段か繰り返して鳥海湖の底まで滑り降りました!
小さいけどゴマ粒のような人がわかりますか?
ここから御浜神社に登り返して往路を戻ることもあれば、笙ケ岳方面に登り返して、笙ケ岳を滑ってからブルーラインに出て終了することもあります。
いずれにせよ、この御浜神社あたりのツアーは半日でも遊べるし、1日遊んでいても飽きない楽しいエリアです。
最高峰群の中でも一番行きやすい文殊岳にもよく行きます。
その時は御浜神社は素通りです。御浜ゲレンデや鳥海湖で遊んでいる場合ではありません。
先は長いしもっとステキな斜面がいくつも待っています。
御浜神社から先はスキーを担いで登山道を辿る箇所もあります。
前夜に最高峰群にさらっと新雪が降った日。薄化粧の山が青空に映えてきれいです。
もうすぐ文殊岳という所です。進行方向左側に千蛇谷が見えるようになりました。ここもスキーで行けるところ。
ワイルドでかっこいいなぁ・・・。
文殊岳に行くことは七高山に行く時と同じ様にわくわくドキドキします。行動時間も距離も長いので体力と素早い行動が必要。先の天気をよく読んで、気合入れて向かいます。
文殊岳の滑りです。
正面の山は御浜神社から笙ケ岳にかけての稜線。
鉾立登山口やブルーラインはあの裏側です。日本海も。
文殊岳から滑るとあの稜線に登り返して、そしてあの裏側も滑って戻ることになります。
圧倒的大斜面を一気に滑り降りる七高山はダイナミック。文殊岳は楽しみが小分けに現れます。
美しい斜面です。正面の笙ケ岳の山肌がクリーミーな感じ。
あぁ、いますぐあそこに行きたい。
まだまだ斜面は続きます。
ブルーラインはこの時期はまだ夕方5時にゲートが閉まってしまいます。
できるだけゆっくり滑って、いつまでもここにいたいけど、どんどん滑らなくては。
文殊岳を滑り終わって登り返しています。
もうすぐ笙ケ岳の稜線です。
その笙ケ岳です。これは3峰。
文殊岳からの帰りは無理せずここで遊ばずに帰ることが多いです。
笙ケ岳が目的で山に入る時はここでゆっくり遊べます。この3峰の斜面だけでなく、2峰との間斜面もおもしろいです。
文殊岳からの帰り・・・笙ケ岳に行く日・・・、いずれの時もこの稜線からはブルーラインに向けて滑り降ります。前方に青い日本海、そして平べったい飛島!
さ、帰りますよ~。
単なる帰り道ではありません。ブルーラインに向けてのこの滑りがとっても楽しいのです!
滑るラインもたくさんあります。鉾立登山口に戻るなら、右寄りに下りていきます。
どこでも自由に滑ってよ~し!
あまりに広く、そして緩斜面で危ない所もない。ここではいつも “ 放牧状態 ” です。
基本的に一列になって歩いて、順番通りに滑ってくださる品行方正な参加者たちです。
昔の私は山岳会の先輩の言うことをこんなに聞いてはいませんでしたよ(笑)。
その参加者たち。ずっと繋がれていた犬が急に解き放たれたかのようです。私のOKが出たのでビューっと行ってしまいます。
スタッフ山田が参加者たちに声かけしながら前になり後ろになり、横を滑り・・・。
まるで放たれた羊を上手く誘導する牧羊犬のようです。
ふふっ、牧羊犬・・・。
定宿に戻ると宿の奥さんが採ってきた山菜がいっぱいでした。ワラビとアイコと・・・シドケもある!
私はシドケが大好き。ゆでて酢味噌で食べるのが特に好きです。
この時期奥さんはワラビ採りに行ったりタケノコ採りに行ったり大忙しです。
この日はワラビだけではなく私の好きなアイコの酢味噌とコシアブラの天ぷらも出ました。
焼き魚は “ ヤナギノマイ ” 。のどぐろみたいですが違います。淡泊だけどうまみがあって、とても美味しいです。百合根のあんかけは冬の名残り。
春の鳥海山は海の幸、山の幸、美味しい物でいっぱいです。
お腹空いてきちゃった。奥さんのお料理食べたいなぁ・・・。
鳥海山には行きたいルートがたくさんあるので、まだまだお付き合いくださいね。
今回は鳥海山の日本海側に面した象潟口(鉾立)登山口やブルーライン、吹浦口(大平)登山口からのツアーです。
定宿から近いので、スタートが遅くなるツアー初日や早目にツアーを終えたい最終日にはこちら側でツアーをします。
鉾立登山口にある稲倉山荘。ここのスタッフさんがもう何年も通っている私たちにとてもよくしてくださいます。山の情報をいただいたり、手作りおはぎをいただいたり、ブルーラインに滑り降りてくるとお迎えに来てくれたりもしました。
鉾立登山口からの入山は、はじめはスキーを付けて歩きます。ちょっとしんどいけど、御浜神社方面や文殊岳方面に行くならここを歩いた方が早いです
雪上に出てスキーを履いてやれやれ。
鉾立からは①御浜神社に行って周辺斜面を滑って帰ってくる、②御浜神社からさらに文殊岳まで行く、③御浜神社ではなく笙ケ岳に行ってブルーラインまに滑り降りる、④それらの組み合わせ・・・など選択肢がたくさんあります。
これは御浜神社へ向かっているところ。夏の登山道で言うと、もうすぐ賽の河原です。
御浜神社まで登ってきました。正確には “ 鳥の海御浜神社 ” です。
右上に神社の建物が見えています。この裏が鳥海湖です。そしてこの登っている所から左下にとてつもなく大きな斜面が広がっています。
通称 “ 御浜ゲレンデ ” です。
これが “ 御浜ゲレンデ ” 。
ひっろ~い! テレマーカー好みのゆるゆる傾斜♡
登り返すためのシールだけ持って、自由に滑って遊びます。
気持ちい~♪
もう後の事考えないでどこまでも滑って行きたいです。
・・・でも、この大斜面はこの先で大絶壁となって奈曽川に落ち込んでいるのでそうもいきません。
御浜ゲレンデを滑ったら今度は反対側、鳥海湖に滑り込みます。
夏は見事なお花畑になる鳥海湖周囲の斜面。その斜面を火口湖の底まで滑り降ります!
もちろん夏には行くことができない場所です。
これから鳥海湖を滑る人たち。
後ろに見えているのは新山や七高山、行者岳、伏拝岳、文殊岳の最高峰群です。
緩急を何段か繰り返して鳥海湖の底まで滑り降りました!
小さいけどゴマ粒のような人がわかりますか?
ここから御浜神社に登り返して往路を戻ることもあれば、笙ケ岳方面に登り返して、笙ケ岳を滑ってからブルーラインに出て終了することもあります。
いずれにせよ、この御浜神社あたりのツアーは半日でも遊べるし、1日遊んでいても飽きない楽しいエリアです。
最高峰群の中でも一番行きやすい文殊岳にもよく行きます。
その時は御浜神社は素通りです。御浜ゲレンデや鳥海湖で遊んでいる場合ではありません。
先は長いしもっとステキな斜面がいくつも待っています。
御浜神社から先はスキーを担いで登山道を辿る箇所もあります。
前夜に最高峰群にさらっと新雪が降った日。薄化粧の山が青空に映えてきれいです。
もうすぐ文殊岳という所です。進行方向左側に千蛇谷が見えるようになりました。ここもスキーで行けるところ。
ワイルドでかっこいいなぁ・・・。
文殊岳に行くことは七高山に行く時と同じ様にわくわくドキドキします。行動時間も距離も長いので体力と素早い行動が必要。先の天気をよく読んで、気合入れて向かいます。
文殊岳の滑りです。
正面の山は御浜神社から笙ケ岳にかけての稜線。
鉾立登山口やブルーラインはあの裏側です。日本海も。
文殊岳から滑るとあの稜線に登り返して、そしてあの裏側も滑って戻ることになります。
圧倒的大斜面を一気に滑り降りる七高山はダイナミック。文殊岳は楽しみが小分けに現れます。
美しい斜面です。正面の笙ケ岳の山肌がクリーミーな感じ。
あぁ、いますぐあそこに行きたい。
まだまだ斜面は続きます。
ブルーラインはこの時期はまだ夕方5時にゲートが閉まってしまいます。
できるだけゆっくり滑って、いつまでもここにいたいけど、どんどん滑らなくては。
文殊岳を滑り終わって登り返しています。
もうすぐ笙ケ岳の稜線です。
その笙ケ岳です。これは3峰。
文殊岳からの帰りは無理せずここで遊ばずに帰ることが多いです。
笙ケ岳が目的で山に入る時はここでゆっくり遊べます。この3峰の斜面だけでなく、2峰との間斜面もおもしろいです。
文殊岳からの帰り・・・笙ケ岳に行く日・・・、いずれの時もこの稜線からはブルーラインに向けて滑り降ります。前方に青い日本海、そして平べったい飛島!
さ、帰りますよ~。
単なる帰り道ではありません。ブルーラインに向けてのこの滑りがとっても楽しいのです!
滑るラインもたくさんあります。鉾立登山口に戻るなら、右寄りに下りていきます。
どこでも自由に滑ってよ~し!
あまりに広く、そして緩斜面で危ない所もない。ここではいつも “ 放牧状態 ” です。
基本的に一列になって歩いて、順番通りに滑ってくださる品行方正な参加者たちです。
昔の私は山岳会の先輩の言うことをこんなに聞いてはいませんでしたよ(笑)。
その参加者たち。ずっと繋がれていた犬が急に解き放たれたかのようです。私のOKが出たのでビューっと行ってしまいます。
スタッフ山田が参加者たちに声かけしながら前になり後ろになり、横を滑り・・・。
まるで放たれた羊を上手く誘導する牧羊犬のようです。
ふふっ、牧羊犬・・・。
定宿に戻ると宿の奥さんが採ってきた山菜がいっぱいでした。ワラビとアイコと・・・シドケもある!
私はシドケが大好き。ゆでて酢味噌で食べるのが特に好きです。
この時期奥さんはワラビ採りに行ったりタケノコ採りに行ったり大忙しです。
この日はワラビだけではなく私の好きなアイコの酢味噌とコシアブラの天ぷらも出ました。
焼き魚は “ ヤナギノマイ ” 。のどぐろみたいですが違います。淡泊だけどうまみがあって、とても美味しいです。百合根のあんかけは冬の名残り。
春の鳥海山は海の幸、山の幸、美味しい物でいっぱいです。
お腹空いてきちゃった。奥さんのお料理食べたいなぁ・・・。