鳥海山・祓川~七つ釜避難小屋  (190)行ったつもりツアーその⑭はもう一度鳥海山です。
大きな鳥海山にはスキーに楽しいルートがいくつもあるので一度では書ききれません。私の思い入れも強いですし(笑)。

G.W終わったら八甲田から鳥海山に移動してB.Cスキーツアーを二回転行う・・・と前回書きました。一回目はネイチャースキーツアー。テレマークのステップソールスキーで鳥海山の山腹で遊びます。二回目は高みを目指すバックカントリーツアーです。

IMGP8982この日は鳥海山の内陸側ルートである祓川登山口から出発。七高山のピークを目指します。

定宿から登山口までは1時間以上のドライブ。朝食をうんと早くしてもらいます。標高差1000m以上のロングルートなので気合入れます!
それにしてもなんて青い空。絶好のツアー日和です。




IMGP9890駐車場からすぐ祓川山荘があります。管理人さんは6月からしかいませんが、4月末から自炊で泊まることができます。私たちは山荘を素通り。

まず山荘裏の斜面から登り始めます。ここからいくつもの斜面をつないで登り、あの山頂に行くのです!





IMGP5393標高差1000m強あるだけではありません。山が大きいので、奥行きもあります。すぐそこのようにも思えますが、斜面が大きすぎて感覚が狂ってしまっているだけ。まだまだ遠いです。

気が遠くなるような登りに思えますが大丈夫、いつか着きます。
山頂直下の大斜面・・・
絶景のあの斜面・・・
滑っている姿を想像しながら黙々と登ります。



IMGP9022頑張って登ってきました。
後ろには緑いっぱいの下界の田園地帯と日本海。写真真ん中のやや左側、海に浮かぶ島のように見えるのが男鹿半島です。









IMGP9044やった~! 七高山(2230m)に着きました!
みなさんよく頑張りました。

この七高山から行者岳、伏拝岳、文殊岳と尾根が続いています。七高山から谷間の反対には最高峰の新山が。これらがひと塊で最高峰群です。
最高峰群以外に、少し離れた場所に笙ケ岳1峰~3峰があり、さらに月山森、鍋森、扇子森などたくさんのピークがあります。
これら全部で鳥海山。本当に大きな山なのです。

IMGP9038七高山の山頂の裏側は溶岩の絶壁です。絶壁の下は千蛇谷の源頭部。その上にあるのが最高峰の新山です。
これは七高山の山頂から絶壁に身を乗り出して撮った新山です。
七高山から谷へ下りてこれを登って滑ることもできます。シュプールがついていますね。






IMGP9108夢の大滑降の始まりです!

まずは七高山の山頂直下の大斜面を滑ります。
本当に大きい斜面。アドレナリンが湧いてきます。

後光が差して神様みたいです(笑)






IMGP9062カッコいい!
傾斜があって痛快な斜面です。
下界が良く見えています。男鹿半島も。










IMGP9253斜面は地形やハイマツでいくつかのパーツに分かれています。山頂直下の大斜面が終わっても、次々と大きな斜面が出てきます。

いつものツアーなら良い斜面が終わってしまうのを惜しんで、数ターンで止まって自分のシュプールを振り返ったりしがちです。
でも鳥海山でそんなことしていたら日が暮れてしまいます。
どんどん行きますよ!



IMGP0051最後まで大きな斜面が続きます。
(もうだいぶ足にもきています)











IMGP9271無事ツアー終了!
あれに行ってきたのか・・・・。
嬉しさと充実感で胸がいっぱいです。










IMGP9662感動で胸はいっぱいですが、お腹は空いています。
下山後はやっぱり土田牧場におやつしに行きます。
ヨーグルトにソフトクリームが入ったのや(名前忘れました)、牛乳にソフトクリームが入ったやつ、焼きソーセージやチーズトーストが最高なのです。シンプルに牛乳も。
下山が遅くなると閉まってしまいますが、この日は滑り込みセーフ。そう言えば閉まった直後に牧場に着いて、交渉して開けてもらったこともありましたっけ。

IMG_8623時には遊佐(ゆざ)にあるお菓子屋さんまでおやつを買いに行くこともあります。
和菓子屋さんのようですが、洋菓子屋さんです。

膨大な雪が降り積もる鳥海山。山麓ではあちらこちらに水が湧いています。山形県側の遊佐町はその鳥海山湧水群で有名な町。街中のいたる所で清冽な水が湧いていて湧水巡りができます。
このお店の外、写真の右側にも湧き水があって、水を汲みにきている人がいました。


IMG_8621このお店ではカボチャパイが絶品です!
焼きたてがとくにたまりません。

鳥海山ではツアーも充実ですが、下山後も寄り道してみたい景色があったり、おやつしに行きたいお店があったり、と忙しいです。








IMG_8775定宿の近くにも湧き水があります。
田んぼの畔のすぐ下から流れ出ている・・・。もしや田んぼの水?

この水を汲んできてお料理作ったりお茶やコーヒーいれたりしているとの宿の奥さんの言葉を信じて飲んでみましたが、とっても冷たく甘い。もちろん濁ってなどいません(笑)。
以来必ず汲みにいきます。美味しいお水をごくごく飲んで、鳥海山を眺めます。

次の行ったつもりツアーも鳥海山です。
もうしばらくお付き合いください。