101行ったつもりツアーその⑫はもう一度八甲田。南八甲田です。

ダイアモンドダストのG.Wは八甲田・・・と前回書きました。南北ある八甲田ですが、私たちはどちらかと言うと南八甲田の方がよく出かけています。

一番よく行くのが櫛ケ峰。それから駒ケ峰、横岳。それから猿倉岳や乗鞍岳にも行きます。

写真=櫛ケ峰を滑る

271駒ケ峰や櫛ケ峰には傘松峠から入山してスイレン沼に下山します。乗鞍岳は猿倉岳から続けて行きますが、猿倉温泉に下りてきます。

横岳にもよく行きます。城ヶ倉大橋から逆川岳経由で往復することが多いですが、好天が続くようなら櫛ケ峰~駒ケ峰~スイレン沼と南八甲田の稜線をロング縦走する時もあります。

写真=滑って来た櫛ケ峰の大斜面



IMG_5189以前からお気に入りなのが横岳です。
最近人気が出てきましたが、以前は連休でも全く人に会わなかった。実に静かな山です。
おそらく賑わっているであろう対岸の北八甲田の山並みを、他人事のように眺められます。

横岳はぶなの森歩きから始まります。
ロープウェーを使ったり傘松峠からスタートするとぶな帯は過ぎてしまいます。ぶな森からのスタートできる横岳は、実は珍しい存在です。
この清々しいぶなの森。ここだけ散歩に来たいような気持よさです。


IMG_5209樹間の広いぶなの森から次第に針葉樹林に変わり、森を抜けると・・・背後に青森の街と陸奥湾が!
空気が澄んでいると、遠く北海道の山も見えます。

この緩く広い斜面は下りも楽しいです。







IMG_5216遠回りですが、眺めが良いので逆川岳経由で横岳に行きます。
城ヶ倉渓谷を挟んで酸ヶ湯がすぐそこ。逆に、一度行くと酸ヶ湯からこの逆川岳のことがよく認識できるようになり、おもしろいです。

その逆川岳付近から見る横岳です。








横岳~櫛が峰~睡蓮沼縦走 (65)横岳は往復ツアーにすることが多いですが、お天気が心配ないなら櫛ケ峰へ、さらに駒ケ峰からスイレン沼と大縦走をします。もちろんステップソールスキーを使います。

※ステップソールスキー=テレマークスキーの一種。滑走面がクロスカントリースキーのようなウロコ状になっていて、滑ることはもちろん登ることもできるスキーです。
登って滑ってがシールの着脱に時間を取られずにできるので、春のツアーには大活躍します。

山頂からは登ってきた北面を滑るのも楽しいし、南東面の大斜面を滑って登り返しても楽しいです。

横岳~櫛が峰~睡蓮沼縦走 (128)櫛ケ峰に行くなら、その南東面を滑り、さらに緩い斜面をいくつも滑ります。小さいアップダウンの繰り返しはステップソールの出番です。












IMGP7435傘松峠から櫛ケ峰を往復する時は、櫛ケ峰と駒ケ峰の鞍部目指して登ります。
駒ケ峰の北側山腹にはこんな広い平が。
北八甲田の(左から)大岳、小岳、高田大岳が頭をのぞかしています。








IMGP7461まだまだ遠いなぁ・・・
櫛ケ峰に向かって進みます。
右側の尾根を登ってあの正面の大斜面を滑るのだ!









IMG_8067大きい山なので登りもしっかりあります。
しかも、傘松峠から行っても横岳から行っても一番奥まっていて水平移動距離が長い。
本当に遠い山ですが、行く価値はあります。

広い山頂からは十和田湖が見えます。

雪庇の切れ目から滑走スタート。
スキーヤーが豆粒みたいです。
それなりに傾斜はありますが、決して急過ぎない。
横幅の広さは南北八甲田で一番? とにかくすばらしい斜面です。だから毎年行きたいのです。

IMGP8587櫛ケ峰を後に、駒ケ峰に移動します。

自分たちのシュプールが見えていて、何度も何度も振り返ってしまいます。









横岳~櫛が峰~睡蓮沼縦走 (220)アップダウンを繰り返して、もうすぐ駒ケ峰です。
去り難くてもう一度櫛ケ峰を振り返ります。

銀色に光ってきれい・・・










横岳~櫛が峰~睡蓮沼縦走 (369)櫛ケ峰への後ろ髪惹かれる思いを断ち切って、駒ケ峰を滑ります。楽しくてすぐにこっちに夢中になります♪
櫛ケ峰に比べるとこじんまりですが、いえいえ、櫛ケ峰が大きすぎるのです。
ここも充分楽しい。

前方は北八甲田(右から)高田大岳、小岳、大岳、大岳の前が硫黄岳、その下に石倉岳、左奥の低いのが田茂萢岳。
すばらしい眺めですね。



IMGP7228駒ケ峰を振り返ります。












横岳~櫛が峰~睡蓮沼縦走 (410)駒ケ峰からスイレン沼へと下ります。
横岳から縦走してきた時はここからが時間との勝負です。

北八甲田がどんどん近くなってきました。
櫛ケ峰、駒ケ峰・・・と大きな斜面を堪能した後ですが、楽しい斜面はまだまだ続きます。








IMGP4945これは猿倉岳の東斜面です。
猿倉岳だけを往復ツアーすることもあれば、駒ケ峰と組み合わせることもあります。
猿倉温泉から登る北斜面は緩やかですが、矢櫃萢へと下る東斜面はけっこうな傾斜です。

後ろに見えているのは乗鞍岳。左側の白い斜面を滑ります。





IMGP8628乗鞍岳からの帰り、先ほどの猿倉岳の斜面が見えます。











IMGP8530その乗鞍岳です。遠いです。
猿倉温泉から往復するか、傘松峠やスイレン沼から猿倉岳経由で行くか、いつも迷います。
遠いからかめったに人に会いません。









IMGP8580乗鞍岳の北東面、三角の斜面です。
山頂直下にいつも入る大きなクラックがこの年は入っていませんでした。チャンス!

伸びやかな稜線が続いたかと思うとどかんと大きな斜面がある南八甲田。
特徴的なピークに痛快な急斜面が目白押しの北八甲田。
だから両方。その日のお天気やメンバーの力量などで行先を決めています。




IMGP8390ツアーが終わり・・・
山中でのおやつタイムも楽しいですが、時々は八甲田ホテルにお茶をしに行きます。
なにせ滞在が長いのでたまには・・ね。

松の身のタルトがおいしいですが、カクテルを頼むこともあります。






IMGP5012お天気が悪くなって早く下山してきた時には、ランチしに行くこともあります。
贅沢なランチです。
これもたまには・・・ですよ。

たまには・・・が多い気もしますけど。







P5010246連休中はツアーを二回転して参加者が入れ替わりますが、全部参加の方もいらっしゃいます。
ツアー①とツアー②の間、そんな方たちと一緒に青森に買い出しに行って部屋で手巻き寿司パーティーをすることがあります。
もちろんこの時期の陸奥湾名物 “ とげくり蟹 ” は必須です。小型の毛ガニのような濃厚なお味。みそがぎっしり詰まっています。
青森の人はこのとげくり蟹とシャコで花見をするのですって。




IMGP8637蟹を食べるなら日本酒はマスト。
もちろん何はともあれ田酒です。酸ヶ湯でもなかなか手に入りません。










IMGP7999ほかにも青森の地酒が盛りだくさん。
私は「豊盃」が大好き。

夕食後の時間はスタッフルームで2次会です。
いつものツアーより長い滞在に、参加者たちも日に日に打ち解けていきます。








IMGP8748長い酸ヶ湯滞在が終わり、下界に下りると・・・
いつのまにかこんなに芽吹きが進んでいます。

毎年毎年、このぶなの芽吹きに心癒されています。