IMGP6557春なのにツアーに行けない・・・。
切ない気持ちを紛らわすためにお届けしている「行ったつもりツアー」。今日は「神楽峰」です。

この5年くらいはご無沙汰している神楽峰。以前は厳冬期も春も本当によくツアーを行っていたのです。実は熊の湯の前はここでレッスンもしていました。1日レッスン+1日ツアーとかね。

バックカントリーブーム(?)で激混みするようになって足が遠のいていますが、本当は行きたいのです。あんなに良いところはそうそうないですから。

IMGP6222ロープウェーやゴンドラ、リフトを乗り継いでかぐらスキー場のトップに出ます。麓から約1時間。1日券を買った方がお得かも・・・なくらい、乗り物にたくさん乗って移動します。
神楽峰はそのくらい山奥にあります。標高が高い上に、麓からはその前山しか見えない山奥なのです。
昔から山スキーが盛んな山で、スキー場がないころは途中の和田小屋に泊まらなければ行くことができなかったそうです。行ってみるとロープウェーやゴンドラがなかったら1日じゃ到底無理だ、とわかります。

IMGP5844厳冬期に行くとそのどっかりパウダースノーとオープンバーンに「ここはニセコか !? 」と思います。
そして春に行くとそのザラメ雪の広々斜面が延々と続く稜線に「ここは八甲田か !? 」と思います。

エキサイティングな急斜面もあるし、ステップソールスキーで遊びたいような緩~い斜面もある。かぐらスキー場から稜線往復もいいし、田代ゲレンデに下りてもいいし、北に延びる稜線をいくつものピークを越えながら縦走してもいいし。とにかく無限に滑るところがあります。これほどスキー向きの斜面がそこかしこに広がる山はめったにありません。

IMGP62331つ目の写真はツアーしてきた稜線を振り返ったところ。写真真ん中(やや左)のピークから延々と斜面をつなげて滑ってきました。

2つ目の写真はかぐらスキー場トップから登り始めたところ。後ろに谷川連峰や越後の山々が連なります。
3つ目、4つ目の写真はもうすぐ稜線に出るところ。広い。本当に広くて清々します。
スキー場トップから稜線までゆっくり歩いて約1時間です。


IMGP5861滑る尾根の始まり地点を目指して稜線をたどります。
後ろに苗場山がそびえています。
神楽峰の本当の頂上はゲレンデトップから登るとやや苗場山寄りにあるので、めったに行きません。







IMGP5985まずは中尾根を滑ります。
今はもっとマニアックなラインがたくさんありますが、昔から滑られていた中尾根はまずまちがいありません。
幅広い尾根で眺めもいい。ゲレンデ中間部に楽々戻ってこられるので、かぐらに来るとまずはここを滑ります。






IMGP5948同じく中尾根。
尾根といってもとても広くて、のびのび滑れます。










IMGP6243お天気が約束されるなら必ず行くのが霧の塔から雁ケ峰のコースです。
神楽峰から北に続く尾根をいくつものピークを越えて縦走し、かぐらスキー場の下部に下りてきます。

はじめはこんな尾根を進みます。途中、ここ滑りたい! ってところが何ヵ所も現れますが、もっと楽しい斜面が延々と続くのでここは我慢です。



IMGP6342いくつも小ピークを越えて霧の塔に到着。
いよいよ長い滑りが始まります。
目の間に越後の山が屏風のように広がります。










IMGP6311こんな斜面をいくつも滑ります。












IMGP6418長い滑りの途中、ここまでの道のりを振り返ります。
滑っても滑っても、こんな斜面が次々と現れます。
なんという幸せ♡








IMGP6460ここは横幅の広い一枚バーン。ものすごく快適です。











IMGP6511今の斜面を振り返るとこんな感じ。
登り返してもう一度滑りたい・・・。がしかし、まだ先が長いので前進します。










IMGP6539雁ケ峰への緩い登り返し。
ステップソールならシールは要りません。











IMGP6561雁ケ峰から霧の塔を眺めたところ。
これらのピークを全部超えてきました。
斜面を滑って緩く歩いてまた滑って・・・。
幸せを噛みしめます。









IMGP6486雁ケ峰からもちょこまかとたくさんの斜面を滑って、かぐらスキー場のゴンドラコースに出てツアー終了。
とっても長いスキー縦走です。南八甲田の稜線にいるような気がいつもします。

あぁ、行きたくなってきました。
神楽峰にも、南八甲田にも・・・。