E014DEB9-9E75-42E9-9492-B030B102D22Bこの三連休は志賀高原で “トラディショナルマウンテンスノートレイルツアー“ と言うツアーを行っています。

トラディショナルマウンテンスノートレイルとは、信州高山村(ヤマボク)から志賀高原に入り、熊の湯から渋峠、渋峠から万座、万座からまた高山村に下る…つまり高山村から始まって高山村で終わる、松川渓谷の源流部を馬蹄形に巡るスキーツアーコースのことです。

ご存知ない?
…当然です。作られたばかりのコースですから。

※写真はヤマボクから笠ケ岳に向かう様子。雪が少なく笹が出てきてしまっていますが、いつもならもっと雪があります。

9840072C-D755-4B14-827B-18A1C5692958モデルプランは二泊三日。
一日目はヤマボクのゲレンデトップから笠ケ岳の峠へ。笠ケ岳を巻いて森の中を滑ったり登ったりして熊の湯スキー場に出ます。リフトを乗り継いで横手山を越えて渋峠で終了です。
二日目は渋峠から山田峠を経て坊主山へと稜線を辿り、坊主山から万座温泉へと滑り込みます。
三日目は万座温泉から万座山に上がり、七味温泉へと滑ってツアー終了です。

※写真は笠ケ岳に向かう途中で振り返り見るヤマボク。いつもは景色がもっと白いです。

4F0443E6-55D4-45D4-9D06-5E92A930559D三日間の間には熊の湯や横手山周辺の森の中を滑ったり(ダイアモンドダストのオリジナルラインです)、池の塔のメローな斜面で足慣らししたり、芳ケ平や松川渓谷源頭に滑り込んだり…と、時間とお天気によってあちこちに寄り道をします。
どこに寄り道をするかで、ツアーの味付けや所用時間、技術レベルが変わります。

※この写真も笠ケ岳に向かうところ。春の嵐になるとの予報の今日でしたが、この時はまだ青空。笠ケ岳の右にこれから向かう横手山、池の塔、山田峠が見えています。

E004C58E-A7A3-40BC-BBEF-3F5ED006E6E0このトラディショナルマウンテンスノートレイルのうち、ヤマボクから熊の湯(普通は逆コースですけどね)、渋峠から万座温泉(私をスキーに連れてって、のコースです)はよく知られていて、特に珍しいわけではありません。
ですが万座から高山村の七味温泉に下るラインは確立されていませんでした。

そこを調査を重ねてラインを見い出したのが山田温泉風景館の関谷さんです。ダイアモンドダストのスタッフでもあります。

※笠ケ岳を巻いて熊の湯近くの森を滑っています。曇り空になってきました。

CAC3BCDB-D923-4D46-8958-E7CEFE3E5FE1江戸時代から人々の行き来があった、信州の高山村と上州の草津温泉を結ぶ「草津街道」。高山村の松川渓谷を遡り、山田峠を経て草津へと下る街道です。
志賀高原でスキー場開発が進む前は、この街道を使って志賀の稜線に上がり山スキーをしていました。
つまり、高山村が志賀高原スキーの玄関口だったのです。
その志賀高原での山スキーの歴史を復活させるべく、高山村から志賀に上がって高山村に下りてくるツアーコースを作りたかった…と関谷さん。

※熊の湯スキー場に出てきました。テレマーカー発見!

CD0F4F1F-CABC-4514-A194-2D1F0A91A53B関谷さんが万座から高山村へと下るルートを確立したことで、山の中を登ったり滑ったり、時にリフトを使って移動する “志賀高原版ハットtoハットツアー” =トラディショナルマウンテンスノートレイルができあがりました。

今日はその第一回目のツアーの初日です。ヤマボクから渋峠へ、渋峠ホテル泊。
DD(ダイアモンドダスト)で行うこのトラディショナル…ツアーは、三日間のハットtoハットツアーであってもワンデーツアーの装備で身軽に行動できるよう工夫しました。不要な荷物は車で次の宿に回送するのです。

※渋峠に到着。標高2152m、厳冬期では日本で一番高い場所で営業している宿ではないでしょうか。

C2F0376A-906B-48E2-8234-9DDA19CE10B0実は今日私は荷物回送係です。ツアーはスタッフ山田&関谷に任せて、みなさんのツアーに不要な、でも宿では使いたい荷物をヤマボクから車で運びました。
国道が雪で通行止めになる冬は、渋峠ホテルには渋峠スキー場を滑り降りて行くか、横手山スキー場の中腹駐車場からお迎えの雪上車に乗って行きます。
みなさんの荷物回送係の私は車から雪上車に乗り換えて宿に到着。
渋峠には何度も来ていますが、滑らずに宿入りなんて。
今日は滑れなくてつまんない…と思っていましたが、これはこれでおもしろい。ま、いいか。

※写真は渋峠ホテルのお迎え雪上車の車内。約20分の乗車時間。

D1EC21FA-247A-4230-A618-55EC301E7C19渋峠ホテルに泊まるの初めてです。芳ケ平にツアーに行く際、ツアー届を出しに立ち寄るくらいでした。
ホテルと名前がついてるけど、立地条件から想像するに山小屋に近いのでは? とも思っていました(すみません)。
でも、ちゃんとしたお宿です。夕食美味しかったですよ。お風呂もちゃんとしていますし、お部屋には浴衣やタオルもあります。

標高2152mの夜。外は吹雪でビュービューです。
11月終わりの室堂の山小屋にいるような錯覚に陥ります。

明日は新雪を滑れるかな?
…あ、明日も私は荷物回送係でした。